シュコダ・モータースポーツは、シュコダ・ファビア・ラリー2 Evoの後継となる新型ラリーマシン、ファビアRSラリー2を、7月8〜10日にチェコ北部のボヘミアで開催されるチェコラリー選手権第5戦ボヘミアラリー・ムラダー・ボレスラフでコースカーとして走らせる。ドライバーは昨年、ファビア・ラリー2 EvoでWRC2とERCのダブルタイトルを獲得したアンドレアス・ミケルセンが務める。シュコダは、ホスコビスの滑走路に設定されるサービスゾーンにシュコダ・ラリーパークを展開し、観客を迎え入れる。
ボヘミアラリーはチェコラリー選手権のなかでも開催49回目と長い歴史を誇るラウンドで、シュコダの本社があるムラダー・ボレスラフが拠点となる。ここでファビアRSラリー2は、初めて公の前でラリーステージでの走行を披露することになる。競技用の公認をまだ取得できていないため、今回はコースカーとしての走行となり、ミケルセンのタイムも総合リザルトには反映されない。ミケルセンが駆るファビアRSラリー2は、競技車両スタートの4分前にファンの前に姿を現すことになる。
シュコダ・オート・チェコのマーケティング部長を務めるリボール・セディバクは「このラリーはシュコダにとって1年で最も重要なイベントのひとつであり、我々にとってもここに参加することには大きな意義がある」と語る。
「スペクテイターのみなさんを、ファビアRSラリー2が待つシュコダ・ラリーパークに迎えられることをうれしく思う。またステージでも、このマシンが世界トップクラスのドライバーによって実際に走るところを初めて見ていただける」