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オィット・タナック、母国エストニアでの活躍は「天気次第」

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCドライバーズ選手権3番手で、第7戦ラリーエストニア(グラベル)を迎えるオィット・タナックだが、夏のエストニアでは典型的な変わりやすい天気が、ラリーの展開の鍵を握ると考えているようだ。

タナックは2020年に初めて母国エストニアで開催されたWRCでも優勝をマークしており、ここでタイトルのチャンスを高めたいところ。エストニアの競技初日は、選手権首位に立つトヨタのカッレ・ロバンペラからふたり後ろからのスタートとなるタナックは、コンディションがドライのままなら、わずかでも有利になる。

初日の走行順について問われたタナックは「天気次第になる部分が大きい」と答えている。
「エストニアでは、夏は天気がしょっちゅう変わる。だから、雨になれば走行順が早い方が有利。でも、ドライなら反対に、走行順が遅い方がアドバンテージを得られる。エストニアは高速でグリップが高いイベント。車両のバランスとともに、高い正確性が求められる。このふたつを兼ね備えることで、ドライバーにも自信になる」

「今シーズンはここまで、あまり強い戦いができていないが、改善してライバルとの差を詰めるために必死に取り組んできた。この状況の中では、どんな優勝でも格別なものになる。エストニアで勝てたとしても、それは同じことだ」
(Graham Lister)



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