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【速報】全日本ラリー高山:初日の全SSでベストタイムを並べたコバライネンが独走

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2022年シーズン全日本ラリー選手権第8戦「第49回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022」の初日は、10月15日(土曜日)に6カ所のスペシャルステージを走行。ヘイキ・コバライネン/北川紗衣(シュコダ・ファビアR5)が、奴田原文雄/東駿吾(トヨタGRヤリス)に17.3秒差をつけて初日トップに立った。20.3秒差の3番手には勝田範彦/木村裕介(トヨタGRヤリス)がつけている。

前戦ラリー北海道を終えて、外国人で初となる全日本ラリー選手権トップクラス制覇を果たしたコバライネン。今シーズン絶対的な強さを見せつけてきたターマックで、思う存分にスピードを披露した。この日行われたすべてのステージでベストタイムを刻み、2番手以下に17.3秒差をつけて初日を終えている。

「今日はフロントのグリップがあまりなくて、アンダーステアを少し感じた。でも、大きな問題じゃないし、ステージをエンジョイできたよ。すべてのステージでコントロール下にあったし、気持ち良く走ることができた」と、コバライネンは余裕の笑顔を見せた。

僅差の2番手争いを繰り広げたのは、同じGRヤリスで参戦する奴田原と勝田のふたり。奴田原が4つのSSでセカンドベストを刻み、勝田に3.0秒差をつけて2番手をキープしている。

「細かいミスはありましたが、勝田選手の前で初日を終えられました。今シーズンはここまで『打倒TGR』で頑張ってきましたから。ただ、まだ半分終わっただけなので、明日もミスしないように走ります」と、奴田原は勝田への闘争心を隠さない。

一方の勝田は「かなり頑張りましたが、周りも速かったですね。奴田原選手との差もなかなか詰まりませんでした。明日は今日と逆走で下りメインになるので、どうなるかですね。クルマはすごく調子がいいので、頑張ります」と、最終日に逆転を狙う。

眞貝知志/安藤裕一(トヨタGRヤリス)は、新井敏弘/田中直哉と鎌田卓麻/松本優一(のスバルWRX STIを抑えて、首位から35.4秒差の4番手。福永修/齊田美早子(シュコダ・ファビアR5)は、SS1の後半でコースオフを喫し、デイリタイアを余儀なくされている。



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