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ヒョンデのティエリー・ヌービル、オィット・タナックとのチームメイト継続を望んでいた

©Hyundai Motorsport GmbH

今年いっぱいでヒョンデを離脱することを発表したオィット・タナック。ティエリー・ヌービルは、2023年もタナックがチームメイトであり続けることを望んでいたようだ。

タナックはWRC第12戦ラリースペインのフィニッシュ直後に、数百万ユーロの契約を1年早く終了する契約条項を行使し、チーム離脱を電撃発表した。

ヒョンデのツートップ同士の関係はここ数カ月は冷え込んでいたとされているが、ヌービルは、タナックが自分の力を最大限に発揮させてくれたと考えており「彼はこれまでで最強のチームメイト。それが自分にとっての試練になったが、モチベーションにもなっていた」と語っている。

これでヒョンデは、オリバー・ソルベルグだけでなくオィット・タナックが抜ける分のシートも埋めなくてはならなくなった。その候補のひとりとして、ヒョンデのワークスドライバーを務めた経験もあるアンドレアス・ミケルセンのチーム復帰案が浮上している。長年の友人でもあるヌービルは、ミケルセンのことを「経験があって速い」と評価しており、ヒョンデがラインナップのドライバーに求める要素を持ち合わせている。
(Graham Lister)



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