いよいよ11月10日に開幕を迎えるWRC最終戦フォーラムエイト・ラリージャパン(ターマック)。トヨタ・ガズーレーシングWRTから参戦するセバスチャン・オジエが、トヨタの母国ラリーを前に心境を語った。
オジエは、前回日本でWRCが開催された2010年のラリージャパン(グラベル、北海道)にシトロエンC4 WRCで参戦し、総合優勝を飾っている。オジエにとってのキャリア2勝目がジャパンだった。
「日本に行くことができてとてもワクワクしている。数年前には行く予定になっていたのに、キャンセルになったりしてなかなか実現しなかったのが残念だったし、トヨタ・ガズーレーシングWRTのドライバーとしても、ずっと日本のファンからの多くの応援をもらっていたので、日本からサポートしてくれるチームのみんなとファンたちに会いに行くことができるのは本当に楽しみだ」
「ようやくイベントが実現することがとてもうれしいし、今季はスポット参戦のプログラムを組んでいる僕が、このラリーをカレンダーのイベントの中から選択するのは当然のことだった。もちろん美味しいお寿司や日本食を食べるのもすごく楽しみ。ヨーロッパから日本に行くと、雰囲気があまりに違うことをいつも感じる。日本の人たちが僕らの国にくれば、同じように違うのだと思うけれどね! 日本には相手のことをとてもリスペクトする文化がある。とても素晴らしいことだと思うし、もっと多くの人が同じような態度で接したらいいんじゃないかと思うよ」
(Keiko Ito)