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WRCジャパン参戦のサミ・パヤリ、2023年にWRC2フル参戦が決定「日本のファンに会えるのも楽しみ」

©WRC PROMOTER

WRC最終戦ラリージャパン(ターマック)にシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoで参戦するサミ・パヤリが、2023年にトクスポーツWRTがプリペアするマシンでWRC2にフル参戦することが決まった。

パヤリは、2021年にジュニアWRCでタイトルを獲得した後、今季はタイトル防衛に挑む合間を縫って、WRC2にも挑戦してきた。ジュニアWRCタイトルの防衛はかなわなかったが、WRC2では母国フィンランドでステージウインもマークするなど健闘を見せたことが、2023年のフル参戦につながった。

WRC PROMOTER

コ・ドライバーのエンニ・マルコネンと組むパヤリは「来年は、夢が実現するようなシーズンが待っている」と喜びを語った。
「もちろん大興奮だし、この機会を最大限に活かすことを楽しみにしている。トクスポーツのような素晴らしく徹底したプロフェッショナルなチームほど、これからの僕らにとって最高のパートナーはいない。しかし、来年に焦点を切り替える前に、今シーズンやるべきことはまだたくさんある」

今週、パヤリが専念するのは、自身にとって初めてのWRC遠征イベントとなるラリージャパン。パヤリは、WRC2タイトル獲りに挑むトクスポーツWRTのチームメイト、エミル・リンドホルムを支援するために同部門で戦う。この部門には、日本からも新井敏弘、福永修、今井聡、全日本ラリーJN-1チャンピオンのヘイキ・コバライネンがエントリーしている。

「面白くなりそうなイベントだ」とパヤリはジャパンについて語った。
「レッキでの感じでは、とてもテクニカルな道。主にナローだし、かなり速度域が低い。もちろん、地元のファンに会ったり、日本の文化に触れることも楽しみ。日本のラリーファンは、とても情熱的で熱心であることを知っているからね」



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