11月10日に開幕したWRC第13戦ラリージャパン。この日は拠点となる豊田スタジアムでラリーショーやセレモニアルスタートが行われた。WRCの公式オンデマンド動画配信サービス、WRC+ ALL Liveは、12年ぶりに日本で開催されるWRCラウンドの幕開けを伝える中で、情熱的な日本のラリーファンの情熱の深さや、様々な趣向を凝らしたセレモニーを絶賛している。
「12年ぶりにWRCのマシンが日本に戻ってきたことを、たくさんのファンが歓迎していた。豊田スタジアムの周辺は、開場を待ちわびるファンが朝から長い列を作り、その時を待ちかねていた。サイン会でも、多くのファンが集まり、こんなににぎわったサイン会は見たことがない」とコメンテーターのジュリアン・ポーターは伝えている。
スタジアム内で行われたオープニングセレモニーでは、和太鼓の演奏や合戦シーンの再現などが演出され「日本の伝統を伝える素晴らしい演出」と讚えた。
セレモニアルスタートでは、スタート前のクルーが景気づけに和太鼓をたたく演出も。それを見たポーターは「あの太鼓の音、大好き。自分も叩いてみたい!」と大興奮の様子だった。