WRCラリージャパン、今季のWRC最後のステージとなったSS19では、トヨタの勝田貴元が、4番手から追っていたチームメイトのセバスチャン・オジエを12.3秒抑えて母国イベントでのポディウムフィニッシュを決めた。勝田の後にこのステージを走行したヒョンデのオィット・タナックは、このステージを走り切って2位を決めている。
フィニッシュラインで今の気分を聞かれたタナックは、その答えよりも先にインタビュアーに「セブとタカはどうなった?」と勝田の進捗を質問。「タカがポディウムだ」と聞くと笑顔を見せ、カメラに向かって「おめでとう!」とサムアップを見せた。
タナックは前戦スペインで今季限りのヒョンデ離脱を発表しており、このジャパンがチームから参戦する最後のイベントとなった。