2010年5月21日
プレ・メディア・コンファレンス(全日本ラリー選手権)
出 席 者
奴田原 文雄(ADVAN-PIAA ラリーチーム)
勝田 範彦(LUCK ラリーチーム・ジャパン)
石田 正史(石田 正史)
司 会:まず奴田原選手、レッキを終えてコースの印象はいかがですか?
奴田原:そうですね、コースはスムーズですよ。一部ぬかるみもありますが、今日は天候がいいから 良くなるでしょう。いつになくハイスピードなコースですよね、季節が違うのでコースサイドの草が少なく、コースがはっきり見えるんですよ。そのせいでスピードが上がってしまう。 とにかくいいラリーになると思うし、そうしたいです。今シーズンは、1戦目が トラブルで、2戦目は勝田選手に負けて2位。ちょっといいシーズンインじゃなかったんですけど、ここで好成績を挙げて、巻き返したいと思います。
司 会:続いて勝田選手、2連勝と絶好のシーズンスタートとなりましたが、ここ北海道はいかがで
しょう?
勝田:ここは毎回参加しているんですが、最上位でも5位と成績は良くない。原因は集中力だと思っているんですが、長いラリーの間に集中力が切れてしまう。なんとなくゲンがよくないラリーなんですよ、力不足もあるでしょうが。でも今シーズンは2戦終わって2連勝ですからね、ここでジンクスを破って勝ちたいと思っています。毎回、憂鬱な気分でスタートしていたんですが、今回は気持ちよくラリーができそうです。コースはハイスピードで、今晩雨になるらしいのでスリップしそうですね、そんな路面変化がひとつのステージで何度も現れそうですが、そのあたりしっかり注意して走りたいです。
司 会:最後に石田選手、あなたはここの第1回目のラリーのウイナーですが、今年はいかがですか?
石田:レッキで走りましたが、季節が違うので私の得意なイン側の草をカットする走りができない。 まだ草が生え揃っていませんから。そのせいで、見通しがよく、スピードが上がり、その怖さを克服する必要がありそうです。まあ、いつものコースコンディションと違いますが 楽しんで走りたいです。第1回目には勝ちましたが、アクシデントで入院したこともあり、 私にとって思い出深いラリーです。今年は女性ナビ、竹下選手と組んでいるんですが、2戦ともリタイアで、彼女には申し訳なく思っています。このラリーで上昇のきっかけをつかみたい。いろいろなドラマがあり、印象深いラリーです。