JWRCで2度のチャンピオンになっているパー‐ガンナー・アンダーソンは、来月イタリアで行なわれるIRCラリーサルディニアに参戦することが決まった。これが彼のIRCデビュー戦となる。
アンダーソンは2008年の終わりにスズキが撤退するまで、WRCにスズキのドライバーとして参戦しており、その評価は高かった。
かつてサルディニアがWRCの1戦だったころ、アンダーソンは5度の出場経験を持つ。しかし、イベント最上位は2度の総合9位。2004年のスズキ・イグニスS1600と、2008年のスズキSX4WRCだ。
最近ではWRCスウェーデンにシュコダ・ファビアS2000で参戦したり、Mスポーツのためにフォード・フォーカスWRCのテストを行なったりもしている。
アンダーソンは、イギリスJRMが用意する三菱ランサーエボリューションXをドライブする予定。これは4月に行なわれたピレリラリーでグインダフ・エバンスが勝利した際に使っていたものと同様のクルマとなる。
「競技でエボXをドライブするのはこれが初めてなんだ。金曜日にスウェーデンで短いテストをする予定だよ。実はエボIXを所有しているんだ。だからこの2台にどんな違いがあるのか、すごく興味があるね」