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2023年WRCの新イベント「セントラル・ヨーロッパラリー」、ベースは3シティラリー

©ADAC

2023年のWRCカレンダーに新規イベントとして採用されたセントラル・ヨーロッパラリーは、ドイツ南部のバイエルン州パッサウが拠点、チェコのプラハがスタートとなる。3シティラリー(3-Stadte-Rallye)の拡大版となるこのイベントは、オーストリアのAMF、チェコ・オートクラブ、ドイツのADACと3カ国のASNが共同で開催するターマックラリーだ。

主催者は、ベースの3シティラリーを最大限に活かすことでWRCラウンドのために高速ステージを確保しており、2022年10月に開催された3シティラリーにはWRCの安全担当のミシェル・ムートンをはじめ、FIA幹部が視察を行っている。なお3シティラリーの主催者は、セントラル・ヨーロッパラリーがWRCラウンドとして開催されることが決まったことにより、2023年の3シティラリーは行わないことを発表している。

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ドイツはかつてWRCの名物ターマックラリーとしてカレンダーに含まれており、オーストリアとチェコはヨーロッパ選手権(ERC)ラウンドとして国際格式ラリー開催を経験している。
(Graham Lister)



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