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トヨタのカッレ・ロバンペラ、WRCスウェーデンは凍った路面を希望

©WRC PROMOTER

2月9〜12日に開催されるWRC第2戦ラリースウェーデンでは、トヨタのカッレ・ロバンペラは「凍ったコンディションの方がベター」と考えているようだ。

ディフェンディングチャンピオンとして迎えた今季のWRC、開幕戦のラリーモンテカルロは堅実に総合2位でのフィニッシュを決めたロバンペラ。しかし、このイベントを制したチームメイトのセバスチャン・オジエは、WRCスウェーデンには参加しない。このため、ロバンペラは、少なくとも金曜日はスタート順1番手でステージを走行することになり、雪に覆われる路面でライン上の雪を掃除しなくてはならない可能性が高く、後続走行の方が路面が有利になる。

ロバンペラは昨年も同様の試練に直面しており、スウェーデンで初めて路面掃除の役目を担ったが、この時はヒョンデのティエリー・ヌービルに22秒差をつけてイベントを制している。それでも今年は、その影響を抑えるために、できるだけ凍ったコンディションを期待しているようだ。

「またスノーを走れるのは、すごくいいよ」とロバンペラはイベント前テストで語っている。
「一年にスノーイベントはこの一戦しかないし、このマシンにスタッドタイヤを履いて、さらに雪壁に押し当てながら走れるのは特別なことだ。テストでは、基本的には完璧なコンディションだった。道は厚い氷の層ができていてすごく凍っていたし、スタッドタイヤがしっかり道に食い込んだ」

「もちろん、先頭で走るのはトリッキーなものだ」とロバンペラは続けた。
「コンディション次第のところが大きいが、テストのようなコンディションになってほしいね。そうすれば、あまり大変なことにはならない」

トヨタはこのWRCスウェーデンに、ロバンペラのほか、エルフィン・エバンスに加えて勝田貴元を初めてマニュファクチャラーズ選手権のポイント対象としてノミネート。さらに、イタリアのプライベーター、ロレンツォ・ベルテッリが、初めてプライベーターとしてトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで参戦する。



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