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ラトバラ、ニュルブルクリンク24時間にチャレンジ!

 

フォードはヤリ‐マティ・ラトバラをフォード・フォーカスRSで今年のニュルブルクリンク24時間レースに出場させる旨、発表した。

 1周26kmの「ノルドシュライフ」を使用した世界一過酷とも言われるレースに、ラトバラはフォード・フォーカスRSで出場する。すでに先週の土曜日には最初の走行を無事に終えているという。

 マシンをプリペアするのはチームFHケルン・モータースポーツ。
ラトバラはケルン専門大学の学生ら20人とともに先週末に開催されたニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)の第2戦に参戦した。結果は総合133位/SP4Tクラス3位。ちなみに、このレースにはアンドレアス・ミケルセンもBMWミニで参戦しており、総合107位/SP2Tクラス4位で完走している。

「悪名高きニュルの旧コースを実際に走ってみて、その理由がよく分かったよ。もちろん本番じゃリラックスしているワケにはいかないだろうけど、本当にレースを楽しみにしているよ! マシンは申し分ない。普段は4駆ターボのWRカーで走っているけど、FFベースのこのマシンはそれに負けないくらいのトラクションを稼ぎ出すんだ。びっくりだよ」と、ラトバラ。

 24時間レースはおろか、実はこのVLN第2戦がクローズドサーキットでのレース初戦だったというラトバラ。彼にとっては今シーズンの後半にあるターマックラウンド4戦に向けて絶好の練習機会だ。

「ニュルの1キロ1キロがヤリ‐マティの経験を延ばしていく。WRCラウンドの後半に設定されているトリッキーなアスファルトのトレーニングとしてはうってつけだ」と語るのは、フォード・ヨーロッパのモータースポーツチーフでジェラルド・クイン。

第38回ニュルブルクリンク24時間レースは5月12日(水)〜16日(日)に開催される。



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