スバルラリーチームUSAが、2015年のラリーアメリカ(RANC)に投入するワイドボディのWRX STIを新カラーリングと共に公開した。
同チームは既に、先月行われたRANC開幕戦でデビッド・ヒギンズのドライブにより新型WRX STIの初勝利を挙げている。今回発表したのは、スバルのテクニカルパートナーであるベルモント・スポーツカーが制作したアップデート版で、アグレッシブなワイドボディと、エアロダイナミクスを強調するボディラインを施したカラーリングが特徴。
ヒギンズは「この新マシンは安定性が向上する一方で、オーバーステアが低減。自分のドライビングスタイルにとても合っている」とコメント。
「グラベルテストでは、2014年型に比べコーナリングスピードが向上しており、新型マシンのシャシーは様々な部分で改良が行われている。長年ラリーをやっているが、新型マシンで、これほどしっくりくる感触を得たのは初めて」
チームは、RANCの次戦、100エーカーウッドで新型マシンを投入。このイベントでは、ケン・ブロックとの対決が期待されていたが、ブロックはエントリーを取りやめている。