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アル-カシミ、ヨルダンは併催の中東選手権に参戦

 

WRCヨルダンにBPフォード・アブダビからフォーカスRS WRCで出場を決めていたカリド・アル-カシミ。すでにエントリーリストにも名を連ねていたが、WRC併催となるFIA中東ラリー選手権(MERC)ヨルダンラウンドに、フィエスタS2000で出場する模様だ。

アル-カシミは現在、中東選手権で8戦中2戦を終えてトップに立っている。彼らは直近の第2戦クエートで勝利しており、開幕戦のカタールでも2回のパンクでリタイアに追い込まれるまでラリーをリードしていた。

「今年の初め、僕らのプログラムはWRC9戦、代替候補イベントであるWRCアブダビ、そしておそらく1〜2戦の中東選手権をこなす予定だった。もし中東選手権8戦を追いかけるとなると最大18イベントにもなるね!」とアル-カシミ。

「忙しくなりそうだが、本当に興奮している。ヨルダンでは、まだフォードのサポートチームとメカニックに支援してもらう。しかしマシンはS2000であって、フォーカスではない。カタールでは少しだけ不運だったけど、僕たちはまだ戦っている最中だ。僕にタイトル獲得のために再びチャンスを与えてくれたアブダビ政府とフォードにとても感謝しているよ」

中東選手権は、カタール、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、レバノン、シリア、キプロス、ドバイの8戦。S2000とグループNで争われる砂漠を中心としたグラベルラリーだ。今季は2戦を終えて、アル-カシミ、09年王者であり開幕戦クエートのウイナーであるナッサー・アル-アティヤ、ハマド・アル-タヒの3名が10ポイントで並んでいる。



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