4月13日、ヒョンデ・モータースポーツからのクレイグ・ブリーン逝去の発表に、関係者間には激震が走った。現役WRCワークスドライバーの突然の逝去に、ドライバーやチームからは悲しみの追悼コメントが相次いで投稿されている。
ヒョンデ・モータースポーツのチームメイト、ティエリー・ヌービルは
「このメッセージを投稿するのは、本当に心が痛む。今日、僕はチームメイトを失った。いや、それ以上に友人を亡くしたんだ。
クレイグ、君のラリーへの情熱は計り知れず、君がステアリングを握ることで感じる喜びは僕たちの比ではなかった。ステージフィニッシュでの感情あふれるコメントは、それだけで戦えるほど存在感があった。
ヒョンデ・モータースポーツに初めて英国のお茶を持ち込んでくれたのは君だった。最後となってしまった報告会では3時間以上も盛り上げてくれて、プライベートのラリーマシンの話題など話が尽きなかったよね……。
そのすべては、僕の記憶の奥深くに残ることだろう。
寂しくなるよ。
友よ、安らかに眠ってください」
と、ブリーンと過ごした楽しい時間の思い出を綴った。
同じくチームメイトのエサペッカ・ラッピは
「クレイグ、安らかにお眠りください。
君の笑顔、フレンドリーなところ、情熱、いつまでも忘れない。
今、辛い時間を過ごしているすべての人に、私の思いと哀悼の意を表します」とコメントを寄せた。
ブリーンが昨季、ワークスドライバーを務めていたMスポーツ・フォードは
「友人であり仲間であるクレイグ・ブリーンの悲劇的な逝去の報に、フォード、Mスポーツのメンバー全員が深い悲しみを感じている。クレイグは何年もフォードファミリーのひとりとして活躍し、昨季はプーマ・ハイブリッド・ラリー1をドライブしてくれた。彼は、我々が愛するラリーの世界の様々なレベルで活躍してきた。ご遺族、ご友人の皆様に心より哀悼の意を表します」とコメントを発表。
今季、Mスポーツ・フォードで戦うオィット・タナックは
「いま、これを書いていることが信じられない。人生はとてもはかなく、不公平なものだ……。君が亡くなったなんて、信じられないよ! さっきまでメールのやりとりをしていたのに、次の瞬間にはもう返信がこなくなってしまったなんて。本当に寂しくなる。ひどい、本当にひどいよ……。
クレイグのご遺族、ご友人、WRC関係者のみなさまに、こころから哀悼の意を表します。
言葉もなく、ただすべてが壊れてしまった」
とぼう然とした思いを綴った。
アイルランド出身のブリーンの訃報に、英国出身のエルフィン・エバンスは「今日の悲しいニュースが、とても信じられない。クレイグの情熱、熱意、愛情は比類ないものであり、多くの人が彼を惜しむことだろう。
クレイグのご遺族、ご友人に心からお悔やみ申し上げます」とコメントを寄せた。
カッレ・ロバンペラは
「クレイグ、安らかにお眠りください🙏😥
ご遺族とご友人に心からお悔やみ申し上げます」とコメント。
クロアチアラリーにエントリーしているセバスチャン・オジエは「言葉を失った……。最高のアイルランド人気質でラリーへの情熱が深いクレイグは、みんなから愛されていた。悲しい時間を過ごしているご遺族とご友人に心からお悔やみ申し上げます。クレイグ、安らかにお眠りください。寂しくなるよ」とコメント。
勝田貴元は「クレイグ……こんな悲しいニュース、信じられません。安らかにお眠りください。ご遺族とご友人に心からお悔やみ申し上げます」と衝撃の様子を伝えるコメントを綴った。
トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ代表は
「クレイグ・ブリーンを失ったことにショックを受け、悲しんでいる。トヨタ・ガズーレーシング・ワールドラリーチーム一同を代表して、ご遺族とヒョンデ・モータースポーツの皆様に、心からの哀悼の意を表します」とコメントを寄せ、トヨタ・ガズーレーシングWRTも、公式SNSに追悼のバナーを投稿した。