今週末に迫ったIRC第3戦ラリーアルゼンチン。シュコダワークスの一角を担うユホ・ハンニネンは現在ポイントランキングでトップに立っているが、前戦ブラジルのようにポディウムフィニッシュするのは至難の業だと慎重なコメントを残している。
「このラリーは好きだけど、地元のグループNドライバーたちが速いから、話はそう簡単じゃない。僕らのS2000マシンは絶対的なトルクがターボマシンのグループNに対して劣っているから、アルゼンチンのようなダスティなステージのラリーは得意じゃないんだ。だから、高い車速を保ちながらしかもスムーズにドライブしなけりゃならない。しくじると大幅なロスを喫することになる。
とはいえ、ラリーの雰囲気は最高だから速く走りたくて仕方がないんだ。同じマシンをドライブするナッサー・アル‐アティヤも手強い存在になるだろう。どんな速さを見せるか気になるところだね」