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WRC第2戦ラリーメキシコ デイ2:圧倒的な差でローブがトップを快走

 

 WRC第2戦ラリーメキシコは3月6日(土)にデイ1として9本のSSが行なわれ、セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップに立った。2位はデイ1トップのペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)で、差は55.5秒。3位はソルベルグとわずか2.7秒差のセバスチャン・オジエという順位になっている。

 それにしても、ローブは呆れるほど速かった。デイ2に用意された9本のSSのうち、なんと8カ所でベストタイムをマーク。2本目のSS11でソルベルグを抜いてトップに立つと、その後もリードを広げ続け圧倒的な差を築いてデイ2を締めくくった。

 デイ1首位のソルベルグは、1番手スタートゆえに路面を覆う滑りやすいルーズグラベルに足をとられ思うようにペースが上がらなかった。そして、一時は3位に順位を下げながらもローブに次ぐ2位でデイ2を終了した。ソルベルグは「コース上にルーズグラベルが多くあってペースが上がらなかった。明日は2位キープで行くよ」と、1位ローブを追わない姿勢を明らかにしている。

 3位のオジエは、最終日デイ3で遅いスタート順となるよう微妙にタイムをコントロール。2位ソルベルグを先に行かせて3番手スタートとなるようタイムを調整した。

 4位はヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)、そして5位はミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)と原因不明の不調にあえぐフォード勢が続く。デイ1で4位だったダニ・ソルド(シトロエンC4WRC)は、SS10で足まわりを痛めてストップ。他にマシュー・ウイルソン(フォード・フォーカスRS WRC)とケン・ブロック(フォード・フォーカスRS WRC)もSS10でコースアウト、リタイアとなっている。



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