ハリウッド映画「マンデラ 自由への長い道」で主演のネルソン・マンデラを演じたことで知られる英国人俳優のイドリス・エルバ(写真中央)が、ERC第3戦サーキット・オブ・アイルランド(ターマック)にドライバーとして参戦することになった。フォード・フィエスタR1をドライブする。
テレビシリーズの「刑事ジョン・ルーサー」ではゴールデン・グローブ賞も獲得しているエルバは、ドキュメンタリーシリーズ「ディスカバリーチャンネル」の中で、新たな世界に限界に挑むという4回シリーズの企画で、地面、水、空中でのレースに挑戦する。
どの挑戦でも、エルバにはプロのチームが目標達成に向けて協力。ERC参戦の際のコ・ドライバーは、経験豊富なベテランのマイケル・オール(写真左)が務める。エルバは既に、アイルランド国内でテストも行っている。
ラリーディレクターのボビー・ウィルス(写真右)は、1931年のウルスター・モーターラリーを前身とする同ラリーは世界屈指の長寿ラリーのひとつであり、これまでにも多くの俳優が参戦に挑んできた人気イベントだという。
サーキット・オブ・アイルランドは近年、タイタニック号が組み立てられたベルファストのタイタニック・クオーターでセレモニーを行うなど、ビッグイベントに成長しており、昨年の観客数は7万4000人を記録している。
「エルバの参戦を伝えるディスカバリーチャンネルは英国、米国を始め世界220カ国で放映される。本当に素晴らしいニュースだ」とウィルス。
サーキット・オブ・アイルランドは4月2日に開幕する。