WRCポルトガル:「心おきなくエビスでドリフトを楽しんで」豊田章男会長コメント全文 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCポルトガル:「心おきなくエビスでドリフトを楽しんで」豊田章男会長コメント全文

©Toyota Gazoo Racing WRT

5月14日にフィニッシュを迎えたWRC第5戦ラリーポルトガル。カッレ・ロバンペラが今季初優勝を飾ったことを受けて、トヨタ・ガズーレーシング・ワールドラリーチームの豊田章男会長がコメントを発表。2022年のラリーニュージーランド以来、優勝がなかったロバンペラを見守り続けた心境を明かした。ロバンペラは、5月20〜21日に福島県のエビスサーキットで開催されるフォーミュラ・ドリフト・ジャパンに、KR69 CUSCO RacingからレッドブルGRカローラで参戦することが発表されている。

(以下、チームリリース)


WRC 第5戦ラリー・ポルトガル
豊田章男 TGR-WRT会長コメント

カッレ、ヨンネ、今季初優勝おめでとう!

昨年のように最高の結果にはなかなかつながらないカッレを心配する気持ちも無くはなかった…。けれど、一方で、カッレの走っている姿を見ると昨年と変わらず、とにかく運転を楽しんでいるように見えていたので不安に思うようなこともなかった。そんな想いで今シーズンのカッレの走りを見ていました。今日の勝利は、最高の母の日の贈り物になりましたね。これで心おきなくエビスでドリフトを楽しんでもらえると思います。来週のFormula Drift Japanでは日本のファンに最高の横顔を見せてきてください。

前回クロアチアで優勝したエルフィンは、出走順が一番の中でも果敢に攻めてくれていました。積極的に攻めてのコースオフだと思います。安心してプッシュできないクルマで申し訳ない。エルフィンがもっと意のままに走らせられるクルマにしていけるよう、一緒に次に繋げていきましょう。

2年連続で4位だったポルトガルで、今年こそ表彰台と気合をいれてくれていた貴元でしたが、クルマにメカニカルトラブルを出してしまいました。本当に申し訳ない。次のラリーに向けてチームみんなで、トラブルの真因をしっかり追求していきましょう。

次のサルディニアに向けて、インターバルは2週間と短いです。その間、チームとクルマ達はポルトガルに残りトヨタ・カエタノ・ポルトガルでメンテナンスをします。カッレは福島に行ってGRカローラでドリフト、他のドライバー達がどう過ごすかは把握できていませんが、ヤリ-マティ代表はGRカローラで富士24時間耐久に参戦です。このチームがラリーウィークだけでなく世界中のどこかで、トヨタを楽しんでくれているのがなんとも嬉しい気持ちです。

WRCはここから中盤戦、チームみんなでトヨタを楽しみながら最高の結果が出せるよう努力を続けていきましょう!

Toyota Gazoo Racing WRT



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