ロータス・フォーミュラ1ドライバーである、ヘイキ・コバライネンもまた、ラリー出場に関心があることをautosport.comで認め、今年の夏ころに参戦する計画をたてているようだ。
実はキミ・ライコネンも出場したアークティック・ラリーへ出場に関して複数のチームから打診があったが、ロータスという新しいチームでの仕事に集中したいという理由から断っていたという。
「出場しないかというオファーはもらっていた。本当にコンペティティブなクルマで走れる可能性があったんだ。でも、ラリーはただそこへ行って走ればいいってものじゃない。レッキからなにから準備が必要で、時間がかかるだろ? 僕にはその時間的余裕がなかった。
もしもラリーに出るなら2週間ほどテストの時間も必要だ。でもイギリスのロータスファクトリーでみんなが一生懸命働いている中で、僕だけがラリーのテストに時間を費やしているっていうのは違うよね。だから今回は出場を見送ったんだよ。
でも夏とか来年の冬とか、ラリー出場への可能性は残っている。いずれにしても出場すると決めたらちゃんとやりたいんだ」
コバライネンはキミ・ライコネンのラリーでの活躍についても触れている。
「キミは活躍すると思う。でも、グラベルでもターマックでも、ラリードライバーたちと競争し合うことは今の彼にとっては楽じゃないと思う。
とにかく時間が必要だよ。彼ならいいドライバーになれると思うし、結果も出せると思うよ。だってチーム、クルマ、コ・ドライバーどれをとってもいいものばかりだからね。うまくいくと思うよ」