アジア・パシフィックラリー選手権で4度の王座を獲得したコディ・クロッカーは、2010年PWRCへの参戦を目指しているが、資金を集められるかどうかが問題となる。
クロッカーはシンガポールを拠点としていたスバルからの支援を失ったため、PWRCへの移行を目指していた。オーストラリアのモータースポーツサイト「スピードカム.com」においてクロッカーは自らの活動状況について語っている。
「今がステップアップのタイミングだと思う。でも一番の問題は資金だね。PWRCでは最低6ラウンド出場しなければならないが、資金は限られている。だから自分にとってベストなラウンドを選ぶ必要があるんだ。今のところ我々は、ヨルダンそしてニュージーランドへの出場を考えている」
38歳のクロッカーが資金を確保できた場合、ポッサム・ボーンモータースポーツからスバル・インプレッサでエントリーする予定だ。昨年、一度だけ出場したラリーオーストラリアPWRCでは3位という成績を収めている。