ラリーモンテカルロに続き、ラリースウェーデンの主催者が2024年の開催日を発表したことで、2024年のWRCカレンダーが固まりつつあるようだ。
世界モータースポーツカウンシルの承認待ちとはなるが、ラリースウェーデンは2024年大会の会期を2月15〜18日と発表。拠点は3年連続で、北部の学園都市ウメオとなる。主催者ボスのアンナ・ノルドクビストは2024年のイベントについて「20万人ほどの観客を想定して、その体験をより充実させることに重点を置き、すべてのドライバーが最高のコンディションでラリーに臨めるよう配慮している」と語る。
一方、シーズン開幕戦となるラリーモンテカルロは1月25〜28日の開催で、2014〜2021年に拠点となっていたギャップを中心に開催される。
2024年のWRCカレンダーは全14戦に拡大されることが見込まれており、情報筋によれば、アルゼンチン、サウジアラビア、アメリカが新規イベントの枠を争っている模様だが、長年開催を目指している北アイルランドの望みは完全に断たれたようだ。
(Graham Lister)