フレディ・ロイクスがIRCシーンに帰ってくる。ベルギー最大手のフィナンシャルサービス「BFOファミリーオフィス」とのコラボレーションにより、プジョー207S2000からファビアS2000にマシンをチェンジして2010年シーズンに臨む。
新たなチーム名は「BFOシュコダ・ラリーチーム」。コ・ドライバーを務めるのはこれまでと同じくフレデリック・ミクロット。マシンはレネ・ジョルジュ・ラリースポーツチームがプリペアする。
「勝てるマシンと新たなパートナーを探すのは大変だった。新スポンサーのBFOはベルギーの会社で、いくつかの国内選手権ではサポートしてもらったこともあるんだ。とにかく今は話がまとまって非常にうれしい。レネ・ジョルジュのことは信頼している。まだファビアはドライブしていないけれど、いろんな人から聞く分にはとてもドライブしやすいクルマだそうだ。いいシーズンになりそうだよ」と、来たるべきIRC参戦に向けて胸を膨らませるロイクス。
まだ今シーズンの参戦スケジュールは明らかにされていないが、ベルギーラリー選手権とIRCに並行参戦する計画とのこと。地元のイプルーラリーでは5度の優勝を遂げているなど、その速さは衰えを見せていないロイクスの走りに注目したい。