WRCエストニア:カッレ・ロバンペラ「WRC10勝目をこの国で達成できて最高」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCエストニア:カッレ・ロバンペラ「WRC10勝目をこの国で達成できて最高」日曜日コメント集

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRCラリーエストニア、ラリー終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。土曜日からの全ステージをトップタイムで並べて、今季2勝目をマークしたトヨタのカッレ・ロバンペラ。自身10度目のWRC優勝をエストニアで達成したことに喜びを明かした。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
パワーステージ順位:1位
「自分たちにとって10度目のWRC優勝をこのエストニアで達成できて、さらにイベント3連覇を果たせて素晴らしい気分。自分にとって本当にいいラリーになったし、いつも楽しめるイベント。今回は少し特別で、土曜日の午前中から全部のステージを制覇できた。自分たちの速さや、このマシンの力量を示せたと思うので、心から満足している。(コ・ドライバーの)ヨンネといい仕事ができたし、この速さでドライビングしていても危ない場面は一切なく、ずっとプッシュしていたが、それでもドライビングを楽しめていた。ラリーでこんな風になることは、めったにない。マシンのフィーリングには満足していたし、素晴らしいステージと、ここでの応援を楽しんでいた。ステージを走り終えてすぐに、表彰台で佐藤さん(佐藤恒治トヨタ自動車社長)と一緒に勝利を祝えたこともうれしかった。彼もとても喜んでいた」

■エルフィン・エバンス/総合4位(=)
パワーステージ順位:2位

Toyota Gazoo Racing WRT

「週末を通して非常に激しいポディウム争いになったが、最終的に表彰台に上がることができず残念。とてつもなくタイムが離れていたわけではなかったが、わずかに届かなかった。金曜日はいいフィーリングをつかむまで時間がかかり、それ以降の戦いのことを考えると、出走順という点ではそこでダメージを受けたといえる。この週末、圧倒的な強さを披露したカッレは素晴らしかった。自分たちの結果に満足はできないが、総合好リザルトとパワーステージでポイントを獲得できた。次のフィンランドに向けていいウォームアップにもなったと思うので、来週はしっかり準備して、さらにいい結果を目指したい」

■勝田貴元/総合7位(=)

Toyota Gazoo Racing WRT

「ポジティブなことも、ネガティブなこともあった週末でした。ミスや危ない場面なくラリーを終えられたのは良かったので、クリーンに戦えていたと思います。しかし、スピードに欠けていた場面がたくさんあったので、次のイベントに向けて改善しなくてはなりません。序盤はかなり苦戦し、その後フィーリングは良くなっていきましたが、それでももっと速さを発揮したかったですし、自分のパフォーマンスには満足することはできません。この状況からポジティブなことを取り上げ、今回の戦いを分析して次のラリーフィンランドに向けて改善したいと思います。カッレとヨンネ、そしてチームのみんなの優勝を祝福します」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■ティエリー・ヌービル/総合2位(=)
パワーステージ順位:5位

Hyundai Motorsport GmbH

「ポディウムでフィニッシュできて、すごくハッピー。チームにも自分自身にもモチベーションを高める後押しになる。このようなラリーでこんなに速く走れたことがなかった。フィンランドが楽しみだ。自分たちのマシンが高速グラベルで良くなっていることが明らかに分かるので、いい兆候だ。もちろん、カッレの上でフィニッシュできたら良かったが、彼は今回も素晴らしいラリーをしたし、彼に太刀打ちしようがなかった。自分たち的にはとても強いパフォーマンスだったし、すごく満足している。ミスはしなかったしプッシュできて、後続を抑え切ることもできた。ラリーフィンランドではさらにいい走りがしたいし、またポディウムを争いたい」

■エサペッカ・ラッピ/総合3位(=)
パワーステージ順位:3位

Hyundai Motorsport GmbH

「チームとして強く戦えた週末だった。予想以上にトヨタに迫ることができたと思うが、まだ差は大きく努力を続けなくてはならない。誰かと争って3日連続で全開で攻めたのは初めて。エルフィンは昨年もここですごく速かったので、彼とのバトルに勝てたのは素晴らしいことだ。チームに感謝したい。この週末はトラブルはなく、唯一のハイブリッドは自分のミス。テストやマシンの開発でいい仕事ができていたので、あとは続けていくだけだ。まだやることは残っているが、このリザルトを見れば正しい方向に進んでいると思う」

■テーム・スニネン/総合5位(=)

Hyundai Motorsport GmbH

「5位でフィニッシュできて、本当に特別な気分。この週末、間違いなくクレイグが見ていてくれたと思う。彼のためにもポディウムでフィニッシュできたら良かったが、今回はできなかった。彼が取り組んできたように自分も全力を尽くしたし、自分にとってエモーショナルなラリーだった。ヒョンデ・モータースポーツとチームのみんなに、心から感謝したい。チームの環境は最高だ。ドライビングやマシンでの経験を積むことについて、すごく前進することができたし、ステージのたびにタイムが良くなった。どのステージも楽しめたし、よりいいドライバーになるためにチームが支えてくれていることが本当にうれしい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合6位(=)

M-SPORT

「基本的に自分たちのペースには、特に昨年と比べれは満足していいと思う。いいステップアップができたし、オィットにすごく迫れたステージもあった。オィットは、マシンのポテンシャルをフルに活かしているので、自分にとってとてもいい比較になる。彼は、このようなラリーでは最速タイプのドライバーだ」

■オィット・タナック/総合8位(=)
パワーステージ順位:4位

M-SPORT

「トップ8まで挽回することが目標で、それを達成できた。先週、エストニアの小さなラリーに出たことで強さを持つことができたと思うし、みんなに比べてすでに高速のリズムをつかめていたと思う。1デイのラリーでの経験が、自分たちの速さを高めたことは明らかだ。でも、楽しい週末だったし、ファンと過ごせていい経験になった。フィンランドもすごく独特なので、1日テストをしてファインチューニングをするが、大きな変更を行う予定はない」



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