11月開催のフォーラムエイト・ラリージャパンに向け、メディア勉強会が開催 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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11月開催のフォーラムエイト・ラリージャパンに向け、メディア勉強会が開催

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ラリージャパン2023実行委員会は、11月のフォーラムエイト・ラリージャパン2023に向けて、メディア向けの勉強会を7月24日に東京・港区の日本自動車会館内くるまプラザ会議室にて開催した。

この勉強会では、まずはラリージャパン2023実行委員会よりラリージャパンが目指す大会の目標や意義が掲げられ、「競技者、観戦者、すべての人にとって安心、安全な大会」、「ラリーファン、モータースポーツファン目線の大会」、「未来へ繋ぐサスティナブルな大会」を目指すことや取り組みの内容が説明された。

続いて、Rally Japan競技事務局の高橋浩司氏より「WRC/Rally Japanの基礎知識」の講義が行われ、WRCの大会基本構成としてWRC自体の説明や、開催国、開催時のスケジュールフォーマットが説明された。
また、「SS」、「サービスパーク」、「リグループ」などといったラリー用語の解説、WRCに参戦するマシンのクラス区分や、パワーユニット、タイヤ、燃料の解説が行われた。その後にはラリージャパンの特徴が語られ、昨年の写真を使用した具体的なSSの解説や、昨年のラリージャパンとの違い、安全性やSDGsに配慮する環境対策についても触れられ、今勉強会でも環境配慮の一環として紙の資料の配布はなく、後日のデータ配信となっている。

この講義で、セレモニアルスタートが昨年同様に豊田スタジアムで開催されることや、オフィシャルを昨年比1.5倍にすることを目指し、安全対策を行うことなどが明らかとなった。

ほかにもJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)モータースポーツ部からの挨拶がおこなわれた。その後には、エストニアでWRCを戦い終えたばかりのTOYOTA GAZOO Racingデピュティテクニカルディレクターの近藤慶一氏とTGR-Eでエンジン開発を担当する青木徳生氏がリモートでゲストとして参加、主にラリー1マシンのエンジンなどといった技術に関する説明がなされた。

勉強会は会議室いっぱいの約40名が参加し、各メディアが11月のラリージャパンに向け、知識を深めた。



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