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WRCフィンランド:シェイクダウンはカッレ・ロバンペラがトップ、勝田貴元は1.4秒差の5番手

©TOYOTA

8月3日〜6日にかけて開催されるWRC第9戦ラリーフィンランドは木曜日のシェイクダウンを終了し、トヨタGRヤリス・ラリー1を駆るカッレ・ロバンペラがトップタイムをマークしている。2番手にはチームメイトのエルフィン・エバンスが0.8秒差でつけており、その0.3秒背後にはヒョンデのエサペッカ・ラッピというオーダーだ。

第8戦エストニアから2週間、今回の舞台はハイスピードグラベルラリーの代名詞ともいうべきフィンランドだ。森の中を駆け抜けるワインディングロードは三次元のうねりをもち、無数のジャンピングスポットが選手たちを待ち受ける。

シェイクダウンのコースは、ホストタウンとなるユバスキラから10kmほど南下した4.48kmのステージ。昨年もシェイクダウンで使われている森林コースだ。ラリー1勢は3〜4回のアタックを行い、今回初めてラリー1での実戦となるヤリ-マティ・ラトバラも、この後スタートするSS1に向けて感触を確かめた。

トップ3に続くのは、Mスポーツ・フォードのオィット・タナック。前戦エストニアでは地元ラリーながらペナルティで勝負権を失っており、このフィンランドで雪辱を期す。3回走行し、ラッピの0.1秒落ちでまとめた。5番手には今回ワークスノミネートを受ける“地元”の勝田。3回走行し、タナックから0.2秒差の1分57秒7でセッションを終えている。勝田の0.5秒差で6番手につけたのはヒョンデのティエリー・ヌービル。フィンランドの過去最上位は2位(2013年)だが、今季2勝目を狙いたいところだ。以降は7番手にMスポーツ・フォードのピエール-ルイ・ルーベ、8番手にヒョンデのテーム・スニネン、9番手にトヨタのラトバラが続いている。

TOYOTA

ラリーは4日の午前1時05分(現地時間3日19時05分)、ユバスキラ市街地SSのハルユ(3.48km)でスタートする。

WRCフィンランド シェイクダウン暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)4/4 1:56.3
2. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 +0.8
3. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1)4/4 +1.1
4. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 +1.2
5. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 +1.4
6. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1)3/3 +1.9
7. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)4/4 +2.1
8. T.スニネン(ヒョンデi20Nラリー1)3/3 +2.6
9. J-M.ラトバラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 +5.4
10. O.ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2)3/3 +9.1
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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