ラリーフィンランド、競技2日目の終盤に行われたSS8で横転したトヨタのカッレ・ロバンペラ。サービスに戻ってきたロバンペラにインタビューが実施された。車両のダメージは大きく、修復不可能と判断され、再スタートせずにリタイアとなった。
──何が起こったのか、状況を教えてください。
つまらないクラッシュだった。右コーナーに入って、ブレーキング後のスピードも良かったので、何かが起きるとは予想していなかった。僕らの前にちょっとナローなラインがあって、何かにぶつかってしまって大きくスライドし、それを修正できなかった。
──水が残っていたり、泥が出ていたりする場所があるという話でしたが、それが問題だったのですか?
いや、この場所ではそうではなかった。ラインが限られた場所でそれをキープすることができず、その後グリップを失った。
──何かを試みる時間はありましたか。
何かできるのではないかと感じたのは本当に久しぶりだった。通常は速すぎてミスをするわけだけど、今回は修正を試みたが難しかった。
──ホームイベントでのアクシデントは残念です。
もちろんがっかりした。それなりのリードを保てていたし、ドライビングはスムーズでプッシュしすぎていることはなかった。コースオフしそうになる予兆もまったくなかったのに、このような結果になるのは残念なことだ。
──エルフィン・エバンスとのバトルはどうでしたか?
いいバトルだったよ。ずっとうまくいっていた。僕らの方が少しずつだけ速くて、あのステージでもペースは良かった。だからちょっと不運だったね。
(Keiko Ito)