8月3〜5日に開催されたポルトガルラリー選手権ラリービーニョマデイラに、ヒョンデi20ラリー2で参戦していたクリス・ミークがクラッシュ。肋骨2本を折る怪我を負った。
ヨーロッパ・ラリートロフィーもかかるこのターマックラリー、シェイクダウンでトップタイムをマークしたミークは序盤首位に立ったが、SS3の左コーナーでアンダーステアになりコースオフ。激しい衝撃を受けてストップした。
イベントのメディア担当によれば、コ・ドライバーのブライアン・ホイに怪我はなかったが、マシンはシャシーのダメージがひどく続行不可能となった。ミークは、インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)ラウンドとして開催された2009、2010年にこのイベントに参加している。今季は、急逝したクレイグ・ブリーンの後任として、チーム・ヒョンデ・ポルトガルからポルトガル選手権に参戦しており、ここまで参戦した3戦中、2戦で勝利を収めていた。
イベントは、地元のアレクサンドル・カマーチョが優勝、ERCで二冠を収めているジャンドメニコ・バッソ(いずれもシュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が2位に入った。
(Graham Lister)