RALLY CARS vol.11 フォードRS200
1986年、グループB規定の最盛期に登場したフォードRS200は、革新的なドライブトレインと理想的な重量配分を武器に、史上最速のラリーカーとなる“はず”でした。時代に翻弄され、歴史の狭間に消えたフォードRS200の真実の姿をお届けします。
1986年、グループB規定の最盛期に登場したフォードRS200は、革新的なドライブトレインと理想的な重量配分を武器に、史上最速のラリーカーとなる“はず”でした。時代に翻弄され、歴史の狭間に消えたフォードRS200の真実の姿をお届けします。
今号では、先日一部の体制が明らかになったトヨタを巻頭で特集! チーム代表を務めるトミ・マキネンの独占単独インタビューは必見です。豊田章男社長の口からWRC復帰の言葉が発せられてから約1年。徐々にではありますが、トヨタWRCプロジェクトの全貌が明らかになっていきます。
世界のラリーの最新情報をお届けするRALLY PLUSの最新号は、トヨタのWRC活動を担うことになったトミ・マキネンの最新インタビューや新規定WRカーの徹底解説で2017年への動きをレポート。
グループB最後期にして最盛期の1986年、グループAクラスでデビューしたマツダ323 4WDは、のちに突如脚光を浴びることとなりました。4WD+ターボというパッケージは時代にぴたり合致し、グループA黎明期の日本車代表としてランチアなどのライバルとわたり合いました。
それまでの“ラリーカーの在り方”を一夜にして塗り替えたアウディ・クワトロ。先入観や常識にとらわれることなく、新たなる時代の扉を開き、4WD、ターボ、アンチラグシステム、ツインクラッチ…… アウディは次々と先進の技術を投入しながらも、最後までフロントエンジンで戦うことをやめませんでした。アウディの誇り、その志したものに迫ります。
巻頭ではトヨタWRC計画の“今”を特集。明らかになってきたWRC復帰の意図を1・30体制発表会から読み解き、識者たちがプロジェクト成功のためにトヨタは何をなすべきかを語ります。さらに今号では本格的な欧州グラベル連戦に突入した2015WRC前半戦をプレビュー。WRカーのアップデート情報や独占対談企画、今注目のR5総覧などで、トヨタを待つWRCの最新情報を多角的にお伝えします。
グループ2/4規定によって争われた1970年代終盤から80年代初頭にかけて、日産は同一ドライバー・同一マシンでのサファリラリー4連覇という偉業を達成した。その原動力となったラリーカーこそ、「PA10」という呼び名で親しまれた4ドアセダンのバイオレットでした。
巻頭特集は2017年のWRC参戦を発表したトヨタ! 1月30日の発表の模様に加え、主要人物に現状と今後の展望などを聞いています。さらに会場で展示されたヤリスWRCテストカーのディテールチェックも掲載。また、WRCワークスチームを率いる4人のボスにも意見を聞いています。
時は80年代序盤。時代はグループBへと移り変わり4WDの時代が幕を開けようとしていたその時、“ラリー”を名に戴く1台のマシンがデビューしました。4WDターボマシンを向こうに回し、タイトルを手中にしたランチア・ラリー“037”の真実に迫ります。
今号は2014年総集編ということで、各カテゴリーの2014年を総ざらい。WRCはシーズンダイジェストやマシン解説のほか、フォルクスワーゲン・モータースポーツのヨースト・カピート監督インタビュー、さらに、7名の人物の証言をもとに、王者セバスチャン・オジエの素顔に迫ります。また、引退するミッコ・ヒルボネンに現在の心境を聞いたインタビューも掲載。日本での思い出についても言及しています。
向かうところ敵なしの強さを誇るフォルクスワーゲン。11戦終了時点で10勝と、圧倒的な勝率を誇り、参戦初年度に引きつづきダブルタイトルをほぼ手中に収めています。オジエ&ラトバラの比較論も交えながら彼らの強さの源を探ります。
レガシィRSが誕生したのは、今から25年前のこと。技術者たちの信念が作り上げた一台のセダンはやがて世界を相手に戦うようになりました。ワークスとして参戦したのは実質3年あまり、その間に挙げた勝利はたったのひとつ。“遺産”という名を与えられ、未来を切り拓く原点となったクルマの姿に迫ります。