気がついたら第2戦スウェーデンも終わり、トヨタ初優勝しちゃってるじゃないですか! コングラッチュレーション! でもやっぱり、今年のグラベル初戦メキシコが終わらないとヤリスの実力はまだまだ分からないし、ラトバラにもまだまだ安心はできないと、不安ばかり募っている編集部たけぶぅです。
引っ張りに引っ張りまくってしまいましたが、トヨタのWRC復活記念としてお送りしてきたブログも今回が最終回です。タイトルどおり「トヨタ不在時代のWRC」の17年間を振り返ります。
トヨタは1999年にカローラWRCでマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得しワークスとしてのWRC参戦を終了、のちにF1へと活動の場を変えました。それからの17年間は、スバル、三菱、スズキといった日本メーカーも活躍しましたが、基本的には参戦メーカーが少なく、WRCにとって厳しい時代でもありました。
今回は2000年から2006年までを前期、2007年から2010年までを中期、2011年から現在までを後期と分けて、主にWRカーの変遷とドライバー(ウイナー)を中心に追いかけてみたいと思います。
なお、この17年間のWRカーの変遷/ドライバーズチャンピオン/マニュファクチャラーズチャンピオンをまとめた表も作って見ましたので、こちらもぜひ眺めてみてください。トヨタ不在時代の雰囲気が伝わると思います。
ワールドラリーカーの概略図(2000年〜2017年)
ドライバーズチャンピオンシップ(2000年〜2017年)
マニュファクチャラーズチャンピオンシップ(2000年〜2017年)
次ページ:次世代ドライバーの登場